
こんにちは、yutaです。
まず僕の留学歴ですが、
・フィリピン/セブ島 : 3ヶ月 (語学学校)
・オーストラリア/メルボルン : 1年 (ワーキングホリデー)
です。
この留学経験をもとに「留学する意味、そして何が得られるのか」ということについて話していきたいと思います!
1.実用的な英語力が身につく
2.他国の人との考え方の違いを実感する
3.日本が特別な国だと実感する
4.国内外問わず友達が増える
5.決断力・行動力が身につく
1.実用的な英語力が身につく
まず、これは当たり前なんですが日常生活で英語を使うので、実用的な英語力が身につきます。
ここでいう実用的な英語力とは、英語の流暢さや語彙力などを指しているわけではなく純粋に他人と英語でコミュニケーションが取れるかどうかということです。
英語の学習において、流暢さはともかくとして語彙力を突き詰めてもキリがありません。もちろん語彙力があるに越したことはないですが、大切なのは分からないことを解決する力。要するに、会話の中で出てくる分からない単語は質問してその場で理解すれば問題ありませんし、その都度語彙力が増えていきます。
僕は、フィリピンとオーストラリアでの留学を通して英語でコミュニケーションを取ることに対する抵抗がなくなりました。相手が言っていることがわからなければ、「Sorry?」や「Sorry, I couldn’t catch that. 」などと言って聞き返しますし、中学レベルの文法力があれば日常会話は大丈夫です。
そして、意外と見落としがちなところですが、海外に行って自分がコミュニケーションをとる相手が純粋なネイティヴイングリッシュスピーカーだとは限らないということです。結局、英語が母国語の国なんて限られていて、英語を使う多くの人達は非ネイティヴスピーカーです。したがって、相手も自分と同じように英語がうまく聞き取れないことや、間違った文法を使うことが普通にあります。完璧じゃなくて当たり前なんです。どんどん聞き返して、そして何回でも言い直してあげましょう!
そういうことをしているうちに気づいたら英語でコミュニケーションを取ることに対する抵抗なんて消えていますよ。笑
2.他国の人との考え方の違いを実感する
ジャパレスにて
僕も大多数のワーホリの例に漏れず、ジャパレス(日本食レストラン)で働きつつシェアハウスで生活していました。
ジャパレスで働いていると、朝方にレストランで扱う食品のデリバリーが来るんですが時々こういう人がいました。
「ねーねー、店に荷物入れるの手伝って!」
・・・え?それあなたの仕事でしょ?デリバリー自分でしなかったら、What’s your job?じゃん。The delivery guy doesn’t deliver stuff.(デリバリーの人が荷物をデリバリーしない)って事ですよ。
もちろん、一人でどうしても運び入れが難しいとか特別な理由があるのなら話は別ですが、そういう理由もなく、他の業者さんは当たり前にデリバリーして来てくれている中で急にサボってくる人もいます。まぁ、これはその人自身の考え方であってお国柄というわけではないですが、日本ではあまり考えられないですよね。
シェアハウスにて
シェアハウスって、複数人と場所を共有しながら生活するので当然思いやりが必要なわけです。例えば、シャワーを使うタイミングだとか、キッチンの洗い物をすぐやるだとか、リビングは綺麗にしておくとか、夜中に洗濯機は回さないだとか・・・まぁ、当たり前すぎますよね。笑
僕のシェアハウスも途中までは平和でした。あのフランス人が来るまでは・・・笑
これは若干、偏見が入った発言になるかもしれませんが僕自身の経験と知人の経験を加味するとフランス人は完全なる個人主義です。悪い言い方をすれば自己中。彼らは、自分がやりたいことを最優先してやります。
キッチンで料理をしてNetflixを見ながらご飯を食べたら、料理器具と皿を小さなシンクに放置したまま外出したりします。リビングに知人を連れてきてパーティーをして、皿やゴミやよくわからないものが散らばったまま、夜のクラブへ出かけていきます。そして、クラブから帰ってきたらそのまま寝ます。
流石に一度、同居人のイタリア人と喧嘩になりました。そこで気づいたんです、彼らは自分がやっていることで他人に迷惑をかけているという事を本当に理解できないようなんです。怒ったイタリア人とフランス人の会話は以下のようなものでした。
イ「なんだこの部屋は!ぐちゃぐちゃじゃないか!」
フ「明日片付けるよ」
イ「ここはシェアハウスなんだぞ、俺も使ってるんだ。俺はこんな汚い部屋には住みたくない。俺の彼女がここに来たら嫌な思いするだろ?」
フ「だから、明日片付けるって。。何が問題なのかさっぱりわかんねぇ。てか、お前の彼女が来る必要はないだろ?なんなら、彼女と一緒に引っ越してもいいんだぜ?」
イ「なんだと?俺はお前らが前に連れ込んだ見ず知らずの男に勝手にバスタオルや歯ブラシを使われてたこともあったよな?あの時、もし部屋の物を盗られでもしていたらどうするつもりだったんだ?俺がオーナーに言いつけたらお前らは追い出されるだろうけど、俺はお前らを信じてるから今までオーナーに言わずにお前らに直接言ってきたんだ。」
フ「あの男を盗人かもとかいうなら、俺にとってはお前の彼女だって同じだよ。盗人かもしれない。」
イ「はぁ・・・?!(ブチギレ)」
若干、話が逸れていきましたが、結局のところ「一緒に住んでいるから、そこを他の人も使うんだよ」っていうことを理解できないようです。
本当に驚きました、こんな当たり前なことをなぜ理解できないのか。一人暮らしなら好きにすればいいですよ、でもここはシェアハウスですからね。
僕や僕の知人が知っているフランス人はだいたいこういう傾向があるんです。残念ながら現実として。彼らも基本的にはいい人なんですが、こういう考え方の違いがあるとどうしてもイライラしてしまいますね。
ただ、そういった事も含め良い経験になりました。
※全フランス人を批判しているわけではありません。きちんと相手のことを思いやれるフランス人もいると思います。
3.日本が特別な国だと実感する
とにかく日本は安全、綺麗、親切、そして飯が美味い国です。笑
フィリピンはめちゃくちゃ楽しかったですが、衛生面や治安を考えると不安が残ります。
オーストラリアのメルボルンの中でも僕が住んでいたCBDという中心地区は街が綺麗で、おしゃれなレストランやカフェが溢れており、無料の公共交通機関も整備されていてかなり生活がしやすかったです。それにオーストラリアは数ある国々の中でも珍しく日本と同様「水道水が飲める国」です。
ですので、オーストラリアはかなりパーフェクトに近い国なのですが、治安という面で考えると日本には劣ります。フィリピンもオーストラリアもホームレスが街中に溢れていますし、特にオーストラリアは多国籍多文化社会なので、本当に色々な考え方の人がいます、そこが良いところでもあり悪いところでもあるのですが、街中での口論そしてドラッグの使用者は日本より圧倒的に見かけますね。
4.国内外問わず友達が増える
1年ちょいの英語留学じゃペラペラにはならないっす【それでもOK】でもお話したんですが、留学すると本当に友達が増えます。特に学校に通っていると爆発的に増えます。笑
僕が語学学校に通っていたのはフィリピンにいたときだけですが、その時は毎日友達が増えてその数は3ヶ月で50人以上ですね。正直、覚えきれないです。毎日のように一緒に勉強して、放課後に飲みに行って、週末は旅行する・・・。最高ですよ。
オーストラリアでは語学学校には行きませんでしたが、ジャパレスやシェアハウスを通じて友達が増えました。人数でいうと30人くらいは増えましたね。そして、その友達はみんな面白い経歴を持っていたりするので話を聞くとすごく勉強になるし、楽しいですよ。そして、日本人の友達であれば、帰国後に再会して飲みに行ったりできるので良いですね。
5.決断力・行動力が身につく
最後です。これは、留学している中で身につくというよりも留学を考え始めてから実行するまでで身につくものです。
大学を休学して留学に行く方はともかく、社会人として会社で働いている方にとっては「留学する=会社を辞める」という事なのでその行動には相当な重みがあります。
僕も会社を辞めて留学を決意した者の一人ですが、正直めちゃくちゃ悩みました。仕事から帰ってベッドに横になりながら「会社を辞めて留学したら自分の人生は変わる、視野も広がる」でも「留学しました、帰国しました、で・・どうする?」「再就職は?今より条件の良いところにいけるか?」「帰国後ちゃんとやっていけるのか・・・俺」なんてことを悩んで悩んで悩みまくって、やっぱり「一度きりの人生後悔したくない」「You Only Live Once」最終的には両親や友人に相談したうえで「辞める決断」をして、「留学という行動」を実行しました。
結論をいうと、1ミリたりとも後悔してないです!!
本当に行動してよかった!!
今回は以上になります。留学というのは英語を学ぶためだけのものではありません。そこから得られる新しい世界観や決断力・行動力、コミュニケーション能力、視野の広がり・・・Never do never know やらないと一生知ることはできません。ぜひ、留学しましょう!!
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