こんにちは、yutaです。
前回、Gitクライアントアプリ「fork」の基本的な使い方について解説しました。
今回は、forkを使って、以前の状態に戻る(あるいはその逆)方法を解説します。
この方法を学ぶとできること
あなた：「プログラムを改変してみたけど、前のコードの方が良かったなぁ。色々変えちゃったから、どこをどう変えたか見直して修正するのが大変だ・・・。」
こういう時に、マウスを数回クリックするだけで元の状態に戻せます！
以下では、リポジトリ(フォルダ)の中にあるソースファイルを以前の状態に戻していきます。
最新の状態
まず、forkを起動して”All Commits”を開くとコミットの履歴が出てきます。
最新のソースファイルは以下の状態です。
2つ前の状態
今回は、最新の状態から2つ前の状態にしたいと思います。2つ前の状態はコミットの履歴を見ると確認できます。
画面右下にソースファルのプレビューが出ていますが、2つ前の状態では”hello world.”だけが表示されるコードになっていることがわかります。(最新の状態は、”hello Japan. It’s been a while.”でした。)
戻りたい場所をダブルクリック
前の状態に戻る方法は簡単で、コミット履歴上で戻りたい場所(今回は2つ前の状態)にマウスカーソルを合わせてダブルクリックするだけです。
すると”Checkout Commit”という画面が出てくるので”Checkout”をクリックします。これで、リポジトリに入っている実際のソースファイルの中身が2つ前の状態に戻りました。
以下の画像が”Checkout Commit”をした後のソースファイルの中身です。”hello world.”だけの表示になっていますね。
最新のコミットに戻る
おまけですが、Gitはコミットした時のファイルの状態を全て保存しているので、たとえ前の状態に戻ったとしても再び最新の状態に戻ることもできます。(というかどの状態にでもいつでも移動できます！)
やり方としては、先ほどと同じようにコミット履歴上で最新のコミットにマウスカーソルを合わせてダブルクリックします。
すると”Checkout＂画面が出てくるので”Checkout”をクリックすれば最新の状態に戻ります。
ソースファイルの中身を確認すると、最新の状態に戻っていることがわかります。
以上が、forkで前の状態に戻る方法でした！
僕もインストールしたばかりの時には使い方に少し戸惑いましたが、実際はかなりシンプルな操作で使用できるので是非使ってみてください。僕も使い方を学びながら発信しているので、また便利な機能を発見したらシェアしたいと思います。では、また。
