投稿日 : 2019年3月19日

【Gitクライアント】Forkの基本的な使い方【Gitlabとの連携方法も解説】

Git|プログラミング

最終更新日:2019年10月25日

こんにちは、yutaです。

今回は、ソフトウエア開発を行う方などに多く利用されているGitのクライアントアプリ「fork」の基本的な使い方について解説します。

※”プル”という作業については【Git/Fork】Pull(プル)のやり方で解説しています。

今回は、Git系列のGitlabというバージョン管理システムを利用し、forkと連携させて使用していきます。GitHubでの使用については【Gitクライアント】Forkの基本的な使い方【GitHub】で解説しています。(基本的に使い方は同じです。)

ところで、本記事ではGitlabとForkの連携と基本的な使い方について解説していますが、Gitというバージョン管理システムには色々な便利機能があり、これらを一通り勉強すれば、GitlabでもGitHubでもBitBucketでもそれらの機能を使って開発を格段に効率化できます。

Gitに関する知識は本記事のようなインターネット上の情報でも色々と調べられますが、重要かつ有用な知識を丸ごとサクッと手に入れられるのが書籍です。(情報に対する信憑生も高いです。)

別にここで書籍推ししてるからといって買う必要は全くありませんが、もし興味をお持ちでしたら以下の書籍が一部漫画形式で楽しく、そして詳しく学べるのでオススメです。ちょっと高いんですけどね・・・。とりあえず、最初は本屋で立ち読みでもしてみるといいかと思います。

【筆者の環境について】
・使用OS: MacOS High Sierra, version 10.13.6
・Git系サービス: Gitlab
・Gitクライアントアプリ: fork, version 1.0.75

1.forkのインストール
2.Gitlabにサインイン
3.〜5.forkでの操作〜リポジトリの準備〜
6.〜10.Gitlabでの操作〜プロジェクトの作成〜
11.〜13.forkでの操作〜forkとGitlabの連携〜
14.〜15.forkで初期コミットを行う
16.forkでプッシュを行う
〜以下、追記情報〜
17.Forkのバージョンアップ後の「rescan」について

1. forkのインストール

1.まずはPCにforkをインストールします。アプリのダウンロードはこちらから。

2. Gitlabにサインイン

2.Gitlabにサインインします。

google , twitter , GitHub , Bitbucketでサインインできるので新たにアカウント登録をする必要はありません。

3.〜5. forkでの操作〜リポジトリの準備〜

3.リポジトリとなるフォルダを用意します。(すでにソースファイルなどを管理しているフォルダがあるならそれで大丈夫です。)

4.fork画面上で”Create New Repository”を押して、3.で用意したフォルダを選択します。

5.できたリポジトリをクリック→”change”をクリックするとリポジトリの中身が表示されます。

追加されたリポジトリ
リポジトリに何も入っていないので空の画面
changeをクリックすると出てくるリポジトリ詳細画面。

6.〜10. Gitlabでの操作〜プロジェクトの作成〜

6.GitlabにSign inしてNew Projectをクリックします。

7.任意のProject名を入力してプロジェクトを作成します。

8.Gitlabのアイコンを押してTopページに移動するとプロジェクトが作成されたことがわかります。

9.プロジェクトをクリックしてプロジェクト画面を開きます。

10.“クローン”をクリック→”Clone with HTTPS”に表示されているURLをコピーします。

11.〜13. forkでの操作〜forkとGitlabの連携〜

11.forkでリポジトリを表示させます。(5.の状態)

12.“Remotes”上で右クリックしてメニューを出し、”Add New Remote”をクリックします。

13.“Repository URL”に10.でコピーしておいたURLを貼り付け、”Add New Remote”をクリックします。

これでforkとGitlabの連携が完了しました。

14.〜15. forkで初期コミットを行う

fork(というかGit系全般)では、コミット、プッシュ、プルという3つの基本的な操作があります。

コミット:変更点を記録すること。
プッシュ:変更したファイルをリモート(Gitlabのプロジェクト)側にコピーすること。
プル:リモート側からローカル(fork)側にファイルをコピーすること。(正確には少し違いますが、気になる方は「fetch pull 違い」でぐぐってみてください。)

forkでは、リポジトリ内の変更点が表示されますが、これは「最終のコミットからの変更点」を表示しています。なので、forkを使う前に初期コミットを行うことで、次回から変更点が表示されるようになります。

14.forkのリポジトリを表示させた画面(5.の状態)で、”Unstaged Files”を全て選択→”Stage”をクリックします。

15.任意のテキストを入力して、”Commit”をクリックします。

これでコミットが完了しました。”master”をクリックすると、コミットできていることが分かります。

次はプッシュの作業。

16. forkでプッシュを行う

16.画面上の上矢印ボタンをクリック→”Push”をクリックします。

[2019/05/28追記]稀に、Pushダイアログ画面でPushをクリックした際にエラーができることがあります。僕は、エラー画面に出てきた「SwiftRuntimeCommandLineTools」というものをインストールすることで無事Pushできるようになりました。

これでプッシュ完了です。Gitlabのプロジェクト画面を確認するとファイルがプッシュ(コピー)されていることが分かります。



以上が、forkの基本的な使い方の解説でした。

17.Forkのバージョンアップ後の「rescan」について

2019年6月5日時点で、ForkのVer.1.0.79.4へのバージョンアップができますが、アップデート後に「rescanを行いますか?」という胸のダイアログが出てきます。

ここで「はい/yes」とすると、今までFork画面左上の「Open Quickly」ボタンに表示されていたリポジトリが消えてしまいます。

メニューバーの「Open」→「Open Recent」や「Open…」からリポジトリを開き直せば次からは「Open Quickly」に表示されるようになります。

なお、リポジトリのデータ自体が消えているわけではなく、リポジトリとForkとのリンクが消えているだけなので、そこは心配いりません。



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