
こんにちは、yutaです。
オーストラリアに留学/ワーホリに行くけど、海外で部屋を借りるの初めてだしどうやって探せば良いんだろう。
海外留学をする方は、ほとんどの場合シェアハウスを借りて住むことになりますが、初めてだと分からないことも多いと思いますので僕の経験をもとに、シェアハウスの探し方や部屋を決めるときのチェックポイント、そして部屋探しの際の注意点について解説していきます。
本記事で分かること
・シェアハウスの探し方(知り合い/Webサイト/スマホアプリ)
・部屋を決めるときのチェックポイント(家賃やハウスルール)
・部屋探しの際の注意点(シェアハウス詐欺に注意)
シェアハウスの探し方(知り合い/Webサイト/スマホアプリ)
シェアハウスの探し方としては、大まかに3つほどあります。
知り合いのつてで探す
1つ目は、「知り合いのつてで探す」です。これができるのであれば、実は一番安全で確実な方法だと思います。後述しますが、オーストラリアやカナダではシェアハウスの詐欺が横行していますので、実際に知り合いが住んでいる/住んでいたという実績のある家であれば詐欺に遭う可能性は極めて低いので安心ですね。
Webサイトを利用して探す
オーストラリアは、日本人の留学生に人気の国なので求人やシェアハウスを探せるWebサイトが複数存在しています。ここでは、僕が実際に利用していたシェアハウス検索用Webサイトを紹介します。
・日豪プレス・オーストラリア生活情報サイト
こちらのサイトでは、シェアハウスはもちろん、求人やコミュニティの検索なども可能です。シェアハウス検索では、地域・家賃(レント)・部屋の種類(オウンルーム/シェアルーム)などの条件を設定して詳しい検索ができます。気になる部屋があれば、Webサイト上のメールサービスや広告に記載されている番号にテキストメッセージを送ることで部屋のオーナーと連絡を取ることができます。
【その他のシェアハウス検索用webサイト】
・DENGON NET
・JAMS.TV
・CHEERS
スマホアプリで探す
日本にもSUUMO(スーモ)などの家探しスマホアプリがありますが、それと同じようにオーストラリアにも家探しスマホアプリがいくつかあります。
・Gumtree
このアプリは、シェアハウス探しだけでなく、物品の売買や求人、あるいは自分のビジネスの宣伝(例えば、1時間10ドルで日本語教えます等)などができる、オーストラリアではかなりメジャーなスマホアプリです。最初は使い方がよく分からないかもしれませんが、使い慣れると日系のサイトよりもローカルな情報を集められるのでコスパの良い部屋を探せるかもしれません。
・Realestate
このアプリでは、オーストラリアの不動産物件を検索できます。シェアハウスだけでなく、スタジオ(いわゆる日本のアパートと同じ完全個室)も検索できます。このアプリを使用している日本人の知り合いは以外と少なかったですが、こちらもローカルな情報が載っているので穴場を見つけやすいかもしれません。
なお、GumtreeもRealestateもスマホアプリだけでなく、Webサイトも用意されていますので、アプリを増やしたくないという方はまずはそちらを覗いてみると良いでしょう。
部屋を決めるときのチェックポイント(家賃・ハウスルールなど)
なんとなくシェアハウスを決めて住み始めると、知らないルールや制限が多くて不便だった・・・なんてことが時々あります。せっかく決めた部屋なのにまた一から探すのはめんどくさいですよね。なので、住み始めてから後悔しなくて良いようにシェハウスを決める際のチェックポイントを説明していきます。
とりあえず、チェックポイントをざっと一覧で書き出してみましょう。
【部屋を決めるときのチェックポイント】
・家賃(レント)、ボンド、ミニマムステイ
・設備(オーブン、シャワー、洗濯機、乾燥機など)の使用制限
・部屋の広さ(ベッドサイズ、荷物スペース)
・リビングシェアの有無
・シェアする人たちの国籍
・冷蔵庫の大きさ
家賃(レント)、ボンド、ミニマムステイ
まず、それぞれの言葉について説明しておきます。
レント・・・家賃のことです。オーストラリアでは、1週間毎の料金を記載するのが一般的です。(例)A$200/wkは、週200豪ドル。
ボンド・・・日本でいう敷金です。退室する際に、物を壊したりルール違反をしたりしていなければ全額返金されます。2週間〜1ヶ月分のレントを支払うのが一般的です。
ミニマムステイ・・・最低滞在期間のことです。例えば、ミニマムステイが3ヶ月なら、最低でも3ヶ月はそのシェアハウスに住まなければなりません。それより短い期間で退室する場合は、ボンドが返ってきません。
上記の3つは部屋を借りる際に絶対に確認しておかないといけないことなので説明するまでもないと思います。ところで、レントの相場ですが、メルボルンシティー(CBDとも呼ばれる、メルボルンの中心街)だと、シェアルームでA$150/wk〜A$200/wk、オウンルームでA$250/wk〜A$300/wkです。シティーから少し離れると同じような物件でもA$50ほど安く借りられたりします。
設備の使用制限
シェアハウスを借りるときに気にしておいた方が良い事として、シャワーや洗濯機、乾燥機、エアコンなどの設備の使用制限があります。オーストラリアは、水道代や電気代が高い(らしい)ので、上記の設備類に対し使用制限を設けている物件が多々あります。僕が住んでいたシェアハウスもそうでした。僕の場合は、シャワーや洗濯機は自由に使えましたが、乾燥機とエアコンは使用禁止でした。僕が住んでいたシェアハウスはバルコニーが無かったため、洗濯物は常に部屋干しする必要があり、リビングを洗濯物が占領していました。また、これは僕の友人がホームステイしていた時の話ですが、シャワーを浴びていたら突然ホストマザーから「5分以上シャワー浴びるな!」と怒られたそうです。さすがに、5分でシャワーを終えるなんて無理ですよね・・・。シェアハウスでそこまで理不尽なルールは聞いたことありませんが確認しておくに越したことはありません。
部屋の広さ
当たり前ですが、かなり重要です。自分がどのベッドを使えるのか、そしてその部屋に入った場合、どのスペースを自分の荷物スペースとして使えるのかを確認しておく事が大切です。
リビングシェアの有無
まず、リビングシェアという言葉の意味から説明します。
リビングシェア・・・シェアハウスのリビングルームに人を住まわせる事。つまり、きちんとした部屋ではなく、本来共用スペースであるはずのリビングルームの一角に誰かが住むということです。
リビングシェアのシェアハウスだと、リビングルームが狭くなりくつろげなくなるので僕はリビングシェア無しのシェアハウスに住んでいました。自分がオウンルームに住んでいるならまだしも、シェアルームに住んでいる場合は、リビングシェアだと結構辛いと思います。(シェアハウスの住人は生活リズムが全然違っていたりするので、自分はまだ起きていたいけど電気を消されたり色々と問題が起きます。)
シェアする人たちの国籍
こちらに関しては、個人差が出ると思います。国籍なんて全く気にしないという方もいれば、せっかく留学にきたんだから色々な国籍の人と住みたいという方、家の中では日本人と暮らしたいという方など。僕は、色々な国籍の人と住みたい派だったので国際色豊かなシェアハウスに入ったんですが、そういう環境で生活していて気づいたのは国毎にある程度の傾向があるということですね。笑 これは、あまり深く掘り過ぎると人種差別だと言われかねないのでここまでにして起きます。とはいえ、色々な国籍の人と生活できたのは非常に良い経験でした。
冷蔵庫の大きさ
冷蔵庫の大きさ・・・どうでもいいでしょ。笑 って思われる方もいらっしゃると思います。実際、どうでもいい人もいると思うんですが、実際シェアハウスに入ってみると「6人でこの小さい冷蔵庫をシェアするの?絶対入んねーじゃん。」っていう状況が普通に起きます。たとえ、料理をしない人でも、ジュースやお酒を買って入れておきたかったりしますよね?自分にはどれくらのスペースが必要かある程度予想を立ててからチェックしておくと良いです。
部屋探しの際の注意点【詐欺に注意】
初めに言っておきます、僕は詐欺に遭いました・・・。泣
僕は、日本でも部屋を借りた事が無く、何も知らないままオーストラリアでシェアハウスを探していたんですが、ある日手頃な値段でスタジオ(完全個室の部屋)の広告が出ていたのでラッキーと思ってすぐにオーナーに連絡し、インスペ(内見)がいつできるか尋ねたんです。
するとオーナーが「今は、ビジネストリップで中国に行ってるからインスペはできないよ。でも、部屋の中はメールで送った写真の通りだから安心して。ボンドを払ってくれたら、速達便で部屋の鍵を送るから。」と返信してきました。明らかに、怪しいですよね。笑 今ならすぐに分かるんですが、同時は何も分からぬひよっこだったので、海外送金でA$800を送金してしまいました。もちろん、鍵は来ませんし、むしろ更にお金を要求されました。海外送金に利用した送金会社に詐欺に遭った旨を連絡して調査してもらったんですが、結局返金されることはありませんでした。
このような被害に遭っている方は意外に多いんです。日本人だけでなく、他国からオーストラリアに来た学生やワーホリの方もたくさん被害に遭っています。
以下に、シェアハウスを探す際に絶対に注意しなければならない事を書き出します。
【シェアハウスを探す際に絶対に注意しなければならない事】
・インスペクション(インスペ/内見)は絶対に行う。
インスペができない物件は100%詐欺。どれだけ良い物件に見えても止めておきましょう。
・海外送金を指示してくるオーナーは詐欺師。
オーストラリアの物件であれば、家賃をオーストラリアの銀行口座に支払えるようになっているのが当たり前で、わざわざ手間とコストの掛かる海外送金を指示してくる場合は100%詐欺なので、そのような物件は止めておきましょう。
以上、オーストラリアでのシェアハウスの探し方と注意点でした。僕は実際シェアハウス詐欺に遭ってA$800持って行かれましたが、この経験が今後活かされると思いますし、読者の皆様の役に少しでも立てば幸いです。では、また。